保育園の連絡帳何書けば良いの?現役保育士視点で解説!

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保育園
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我が子が保育園に通い始めて、子育て生活も変化してきますよね。

保育園に通うようになると始まるのが保育園の連絡帳です。

保育園の連絡帳は何を書けばいいのかわからずに戸惑ってしまう保護者が一定数出てきます。

果たして、連絡帳には何を書けば良いのでしょうか?

今回は、現役保育士の方に事情をお伺いして、

保育士視点から保育園の連絡帳について説明します。

また、実際に我が家の連絡帳に記載した内容についても少し具体例として挙げておきます。

保育園の連絡帳とは?

保育園の連絡帳とは保護者と保育士、保育園の間で交換日記の様にやり取りするものです。

連絡ノートなどと呼んでいる園もありますね。

また未満児(0歳1歳2歳)は必須で以上児(3歳以上)は任意という園などもあります。

やり方は様々ですが、共通しているのは園と保護者で必要な情報を共有するためのツールということです。

最近ではICT化されている園もあり、

アプリや専用のサイト上で連絡事項を共有している園もあります。

連絡帳を使うメリット

連絡帳って何のために必要なのかな?

連絡帳を使うメリットは大きく3つあります。それぞれ見て行きましょう。

連絡事項の共有

一番の目的は連絡事項の共有です。

保育園では各種行事や普段の保育で保護者に連絡しなければならない事が多いです。

全体に向けて周知すべきことはクラスだよりなどでお知らせをしますが、

子ども個人個人に対した連絡は、連絡帳を活用することが多いです。

保護者と保育士の密なコミュニケーション

近年の保育園は求められる役割も多いです。

よって、保護者と担任保育士のコミュニケーションは非常に重要です。

しかし、保護者によってはお迎えの時間が遅かったり、

保育士側としても毎日朝から夜まで担任がいるわけではありません。

そんな時に、気軽に情報交換できる連絡帳があると、コミュニケーションを取ることができます。

対面では言いづらいことも相談できる

子育て世代の保護者は悩みも多いものです。

中にはとてもデリケートな悩みもあり、保育士に相談したいと思っている人も多いはず。

ですが、子どもの送り迎えの時は慌ただしかったり、他の保護者の目が気に成ったりして、あまり相談できないということも。

保護者面談などもありますが、タイミングよく実施されるとは限りません。

わざわざ連絡して面談してもらうのも気が引けることもありますよね。

そんな時に連絡帳に書くことで保育士に相談事を伝えることができます。

我が家では連絡帳に相談事項を記載することで、

個別で面談の時間を設けていただくこともできました。

連絡帳を使うデメリット

メリットの大きい連絡帳ですが、デメリットもあります。

まずは保護者、保育士ともに手間が増えることでしょう。

連絡帳を記入する時間が取れないという悩みはよく聞きます。

また、連絡帳に書いたことで満足してしまうというデメリットも意外とあります。

本来、子どもに関する相談は対面できちんと行う方が良いです。

それを、顔の見えない連絡帳で済ませるのは楽ではありますが、

お互いの真意が伝わりにくく、問題となるケースもあります。

連絡帳には何を書けばいい?

連絡帳に何を書けば良いのか紹介するよ!

では、以上のメリットとデメリットを踏まえて連絡帳には何を書けば良いのでしょうか?

保育士を長年やっていると様々な連絡帳の使い方を目にします。

連絡帳は気軽に書けばよい

まず、話しておきたいのが連絡帳は本当に気軽に書いてもらえばよいということです。

あまり真剣になりすぎて、子どもを観察して日記のように書いてくれる方もいますが、保護者の負担になっては元も子もありません。

それに、重要な事項は保育士側も直接対面で伝えることが多いので、連絡帳は気軽に、保育士が知らない子どもの家での様子などを書いてくれると、こちらも参考になります。

逆に保育士側は子どもの保育園での様子を書くので、普段家では見せない子どもの様子を楽しんでもらえればと思います。

我が家の記載例

  • 出来るようになったことの共有
  • 好きな食べ物の共有
  • お友達や先生の名前を話した等

体調の変化などがあればとりあえず書く

保育士が最も気にしているのはお預かりしている子どもの体調です。

保育園では気が張っていたり、周りに友達がいて元気な子どもでも、家庭では様子が違うこともあります。

保育士も常に観察はしていますが、家での様子は保育士にはわかりません。

細かい体調の変化や子どもの好みなどを書くと、保育士の知らない子どもの一面が見れたり、子どもの体調変化に気付きやすくなるなど、大きなヒントになるのでありがたいです。

我が家の記載例

  • 肌荒れの箇所
  • 寝不足
  • 怪我等で体を痛めている

気になることはまず書いてみる

気になることがあるならとりあえず書いてみましょう。

保育士が見て、気になる点があれば課題の発見にもなりますし、

少しでも保護者の悩みや不安が解決するのであれば連絡帳の意義は大いにあったと言えるでしょう。

我が家の記載例

  • 夜寝るのが遅いことの悩み
  • トイトレの悩み
  • 園に相談したいこと

書かなくてもよい

保育園にもよりますが、多くの保育園では連絡帳は義務とはしていません。

書く事が無かったり、時間が無かったりしたときは無理に書く必要はありません。

特にしっかりと保育士と保護者が対面で会えている場合で十分なコミュニケーションが取れているならあまり書かなくてもいいかもしれませんね。

まとめ

保護者と保育士のコミュニケーションツールとして多くの保育園で活用されている連絡帳。

保育士の立場から連絡帳の書き方について説明しましたが、どうでしたか?

細かい運用の仕方は園によって違いますが、あまり肩の力入れて書くものでもないので、気になる事があれば気軽に聞いてみるといいかもしれません。

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