「頑張って家事をやってるけど、なんかいつも文句ばかり・・」
「家事やってると言い張るけど、そこに至る準備はいつもこっちがやっている・・・」
こんな悩みはありませんか?
もしかすると、家事や育児の全容が可視化されておらず、「名もなき家事」が相手に伝わっていないのかもしれません。
この記事では、家事や育児の分担、相互理解に悩む方々の力になれる情報を記載しております。
- 夫婦で家事育児分担を考えている人
- プレママ、プレパパ
- パートナーに家事育児の大変さを理解してもらえない人
- 名もなき家事の存在を理解してもらいたい人
名もなき家事とは
近年注目されている名もなき家事って一体何?
「掃除」「洗濯」「料理」といった大きな家事以外の、細かくて見えにくい、でも絶対的に必要な家事の数々のことです。
https://toyokeizai.net/articles/-/338150
具体的にどんなことがあるかと言うと、記載するとこんな感じですかね
- 洗った食器を元に戻す
- ゴミ袋を設置する
- 保育園の連絡帳への記入
「掃除」「洗濯」「保育園の送り迎え」といった、分かりやすい家事に付随する細かいタスクでイメージすると分かりやすいでしょうか。
どんな家事があるかもっと事例が知りたい場合はこちらをご参照ください。
家事育児タスク細分化とは

「授乳」や「沐浴」など、家事や育児のタスクをより細かく分解して、可視化する事だよ
例えば、一言で「沐浴して」と言っても、どこからどこまでを実施するのか、解釈は人それぞれですよね。沐浴であれば、事前準備→沐浴実施→沐浴後対応→後片付けといった流れでことが進みます。
この流れを細かく区切り、可視化することを家事育児タスク細分化と指します。
家事育児タスクの可視化を進める理由

自分にとっては当たり前だけど、相手にとっては違うことってあるよね。家事育児タスクの可視化はそんなすれ違いを防ぐためにも役立つよ!
1.家事育児に対する共通認識を持てる
自分はやっているつもりでも、相手の期待値に届かない。そんなことありますよね。
例えば「沐浴やって」と言われて、「子どもをお風呂に入れる」だけをやった場合、
依頼側はきっと、準備〜片付けをすべてやって欲しいと思っていることもありますよね。
この認識のずれをなくす為にも、家事や育児のタスクを細分化してどこまで達成したいかを共通認識として言語化しておくと便利です。
また、育児にとってはお互い初めてのタスクです。やり方が分からないのは当たり前。
だからこそ、最初にお互いにやり方を覚える為にも可視化すると良いと思います。
2.タスクの大変さや改善ポイントが分かる
実際にタスクを細分化する事で、
- これって効率化出来ないかな・・
- これって無くせないかな、分担できないかな・・・
といった発想が芽生えます。
家族でこのタスクは「手間がかかって大変だ」共通認識を持つ事で、自動化用の家電を購入する、家事代行に依頼するという発生するコストに対しての納得感も得られることができます。
3.相手が抱えていた名もなき家事を理解出来る
家事の共通認識とも被る話ですが、1つの大きな「家事」や「育児」には多くの「名もなき家事」が関連しております。
「ゴミ出し」や「沐浴」を実施しているのに、何故か不満を持たれてしまったり、感謝されないと悩む方は、名もなき家事を認知することで、相手の気持ちが理解出来るかもしれません。
我が家のタスク可視化の事例

我が家で可視化&改善に向けて動いた事例を紹介するよ!
新生児3時間おきの授乳タスク

我が家の新生児の授乳タスクを細分化してみたよ!授乳にまつわる名もなき家事が盛りだくさん!

不確実要素として、ウンチや吐き戻しが発生します。感覚的には新生児ほど発生頻度は高い印象です。
つまり、ママの一番しんどい時が一番手が掛かる可能性高いです。
ウンチや吐き戻しの状態によっては着替えも必要になります。
また、母乳とミルク混合なのか、母乳のみなのかによって頻度は変わります。
母乳のみの場合、3時間おきどころか、2時間や1時間30分おきのこともあるようです。
授乳タスクについては、第一子を育てる際に二人で話し合って分担できるよう、流れを共有してました。

我が家では2,3,9以外はパパ、2,3,9をママというように授乳タスクも分担する事で、ママの負担を軽減してたよ!
沐浴タスク

我が家ではベビーバスをお風呂場に置いて沐浴してます。もっと効率化出来そうだよね。

パパがやる事が多い育児の一つが沐浴。
パパの大きい手の方が赤ちゃんは安心しそうですよね。我が子も沐浴は大好きで、腕の中で気持ちよさそうにしています。
沐浴と一言で言っても、タスクを細分化すると協力出来るポイントはありそうです。
沐浴も名もなき家事のオンパレード、特に赤ちゃんの保湿などは実際にやった人しか気づきにくいタスクなのではないでしょうか。

正直身体の負担が大きくて大変なので、ママが動けるようになったら少し手伝ってもらうように話してるよ。
ゴミ出し

ゴミ出しはよくパパがやってるという話を聞くよね。
どういう分担になっているかな?

多くの人がゴミ出しを7の作業だけと考えているのではないでしょうか。
実際に大変なのは、1~3の部分だったり、日頃のゴミをゴミ箱に捨てることの徹底だったりします。
消耗品の補充や買い足し、生活導線を考えてのゴミ箱の設置など、「ゴミをゴミ収集所へ運ぶ」以外の方がストレスになりかねないですね。
可視化した後の打ち手について

可視化した後にどんな手段で改善が図れるのか簡単に紹介するよ
1.作業の外注
読んで字の如く、作業を自分たちではなく、他の人や家電に頼ってしまおうという手法です。
ロボット掃除機や食器洗い乾燥機、家事代行などが該当するかと思います
どうしてもコストが発生してしまうので、タスク可視化により納得感を持って発注したいものですね。
2.作業の分担
我が家で言う、授乳タスクの分担のイメージです。複数人で、タスク達成に向けて協力し合う手法です。
コストはお互いの労働力なので、合意が取れればすぐにでも開始できます。
但し、タスク可視化を通じて細かいタスクの質を理解し合う必要はあります。
3.作業効率化・停止
タスクを効率的に実施する為に手順や物の配置を見直したり、そもそも細かいタスクの1つをやめてしまうことです。
今やっているタスクでやりにくいなと感じたり、ストレスを感じる箇所がある場合は見直してみると良いでしょう。
最後に
家事育児のタスクは家族で幸せに、快適な生活を送る為に必要なことです。
誰か1人に任せるのではなく、お互いに理解し、協力したほうが、きっと幸せの総量も増えると思います。
- なんか自分だけ大変な思いをしているなぁ・・
- 育児ってどんなことをすれば良いんだ・・・
といった悩みがある方は是非家族でタスク可視化をやってみてはいかがでしょうか。
たくさんの名もなき家事の発見につながることを祈ってます。
ほな。
家事分担の必要性はこちらの記事を読んでいただけるとイメージ出来るかと。
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