自発的な子どもを育てる褒め方とは?褒め方と活用事例を紹介!

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育児
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グータッチで褒める画像

みなさん、日頃からお子さんを褒めてますか?

  • 日本人は「謙遜」を通り越して「自己肯定感」が低い
  • とにかく褒めてあげよう、褒めて伸ばそう

上記のようなことを聞いたこと、ありますよね?

ただ、子どもをどのように褒めれば良いのか、真剣に考えたことをありますか?

私自身、適切な褒め方はないのだろうかと悩んで色々調べてみたところ、

モンテッソーリ教育の褒め方というのがとても良い考えだと思いましたので、

考え方と具体例をもとに紹介させていただきます。

こんな人に読んで欲しい
  • モンテッソーリ教育に興味がある人
  • 子どもの褒め方に悩む人
  • 子どもを褒めているけど、上手く促せていないと感じる人
  • 子どもが能動的に行動してくれるような褒め方を学びたい人

時間のない方はTwitterでも図解でまとめてます!

モンテッソーリ教育とは

モンテッソーリ教育の目的は、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことです。

https://sainou.or.jp/montessori/about-montessori/

「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ための教育体系だと考えていただけると良いかと思います。

今回紹介する褒め方はモンテッソーリ教育の目的達成のための手法の1つです。

モンテッソーリ教育における褒め方の重要性

  • 褒める、叱る場面における声掛け次第で親子関係や子どもの育ち方に大きな影響がある
  • 日本人に多い「自己肯定感」の低い子どもは謙遜主義による「ほめ不足」が原因ではない
  • 「自己肯定感」の低さは適切な褒め方ができていない事が要因の可能性がある

褒め方の種類

かずまる
かずまる

一般的な褒め方はざっくり3種類に分類できるよ!

1.おざなり褒め

すごいね。上手だね、といった具体性を欠く褒め方

2.人中心褒め

優しいね。頭がいいね。かわいいねといった、人の性質・能力に特化した褒め方

3.プロセス褒め

失敗しても諦めなかったねといった結果に至るプロセスを称賛する褒め方

モンテッソーリ教育で推奨される褒め方

かずまる
かずまる

おざなり褒め、人中心褒めではなく、プロセス褒めを中心に実施すべきと言われてるよ!

では、おざなり褒めや、人中心褒めが何故よくないのか、プロセス褒めが何故推奨されているのかを見ていきましょう

おざなり褒め、人中心褒めを多用するリスク

  • 褒められ依存症になる
    • 褒められないと自信が持てず、外部からの承認でしか自分の価値を見出せなくなる
  • 興味を失う
    • 褒められるためだけに行動してしまい、本来持っていた物事の楽しみを失ってしまう
  • チャレンジ精神が低下する
    • 「褒められない=失敗」と感じ、極端に失敗を恐れてチャレンジをしなくなる
  • モチベーションが低下する
    • プロセスに触れないため、努力の有無に関わらず褒めてくれる
    • 上記により努力して成し遂げる必要性を感じないようになる

何故プロセス褒めが良いのか

  • プロセスを振り返ることで工夫するくせを身につける
  • プロセスを自分で把握することで自己成長を感じることができる
  • 結果が出なくてもプロセスの中での工夫点、良い点を見つけることで自信をつけさせられる
  • 上記踏まえて、挑戦する姿勢が醸成される

プロセス褒めのポイント

  • 成果よりプロセス(努力 姿勢 やり方)を褒める
    • 取り組んでいる過程での努力や挑戦した姿勢、やり方を工夫した点などに言及し、励ます事が重要
  • もっと具体的に褒める
    • 具体的なフィードバックをもらった場合のほうが、次のパフォーマンスに向けてモチベーションが自然と上がる
  • もっと質問する
    • 大切なのは、子ども自身がどう感じたか、どう思ったかを引き出すこと

我が家での活用事例

かずまる
かずまる

上で紹介した褒め方はある程度話が通じる年齢が対象になってます。我が家の3歳の長男に最近活用しはじめました。

我が家でモンテッソーリの褒め方を取り入れた理由

かずまる
かずまる

そもそもなんでこの褒め方を取り入れたかお話するね。

うちの長男は周りの子に比べて少し引っ込み思案なところが強く、

家の中では出来ていても外に出ると行動に移せないことが多々ありました。

そんな中、本人に自信を持たせたい!、挑戦することは素晴らしいことなんだ!というのを、

声掛けを通じて実現したくて、色々と調べてました。

モンテッソーリ教育の精神や褒め方について、私なりに腹落ちしたこともあり、

我が家でも取り入れてみようとなりました。

事例1:食後の食器運びにおける声掛け

「お手伝い偉いじゃん」、「さすが〇〇君だね」

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「パパが喜ぶと思って運んでくれたのかな?ありがとう。」

感謝が入っているところが少しアドラー心理学も影響してるかもですね。

事例2:公園で初めての遊具で上手く遊べなかった時

「あ〜惜しかったね」、「きっと明日は出来るようになるよ」

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「新しいことをやろうとしたんだね、偉いよ。」

この声掛けにより、子どもは勇気を出して初めての遊具にも向かってくれます。

うちの子はとても慎重な特性があるのですが、声掛けにより少しずつ積極性も生まれてきました。

最後に

前半部分でモンテッソーリで言われている褒め方の抽象的な話、

後半部分で少しだけ具体的な事例を挙げてみました。

我が家でも取り入れたばかりなので、これからもっと改善していく必要があると思います。

子どもにとって、良い影響を与えられる声掛けというのを追求して行きたいですね。

今後も、進展や事例紹介があれば、こちらの記事をアップデートしようと思います。

ほな。

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