産後うつを防ぐために夫・パパ・旦那として出来ることとは?【事例付き】

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出産
この記事は約11分で読めます。
夫婦喧嘩

待望の赤ちゃんが産まれて、家族の幸せは絶頂期、新しい家族を迎え入れて笑顔あふれる場にしたい!

だけど・・・

「ママがとてもイライラしている

「何を言ってフォローしてもとても辛そうにしている」

「とにかくしんどうそうだ」

こんな状態になっていませんか?

他人事のように接していては、ママの状況は良くなりません。

この状態が続くと、「産後うつ」にも繋がりかねないです。

ママは出産という一大イベントによって、心身ともに想像もつかないほどの負担を負ってます。

本記事を通じて、出産に伴い、ママの身体や心がどんな状態になるのか知っていただきたいです。

また、ママの産後うつを防ぐ、なったとしても理解し、寄り添えるように、夫としてどういう言動をすべきかをまとめました。

こんな人に読んで欲しい
  • プレパパ、プレママ
  • 産後の変化を旦那に知って欲しいママ
  • 産後、自分への対応の変化に戸惑うパパ

出産前後のママにおとずれる精神不安定の実態

かずまる
かずまる

出産前後、ママの身体や心は大きく変化し、不安定になるんだよ

出産は命がけ、心身ともに不安定な状態に

産後に訪れるママへの変化は出産に伴う身体的なダメージだけはありません。

妊娠中大量に分泌されていた女性ホルモンが急激に減少し、自律神経の乱れなどが生じて心身ともに不調を引き起こしやすくなります。

心身共にボロボロになり、下記のような状態になります。

  • イライラが顕著
  • 抑うつ状態になる
  • 常に不安感がある
  • 常に疲労感がある

おそらく、個人差はあると思いますが、私の妻は全部該当しました。

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かずまる家で起きた精神崩壊の実態

基本的には上記で記載した事象は全て起きました。赤ちゃん訪問の保健師の方にも心配されました。

ただ、決して特殊なケースという訳ではなく、産後のママであれば程度の差はあれど誰でも起きると言われました。

私の目からも明らかに分かるほど、下記の状態になってまして、これは一人にしてはまずいなと感じました。

  • とにかく理由なく不安になる
  • 眠れなくて疲れが全く取れない
  • 疲れが取れないことでイライラが募る
  • 子どもは可愛いけど、イライラして葛藤に悩む
  • 授乳トラブルで上手くできない自分を責める
  • イライラにより私のヘマに対する攻撃が強まる

当時、私も育休を取得して、文字通り母乳以外の家事育児をやっていても、産後うつの兆候が現れていて、自分の至らなさがあったのかな・・とかなり落ち込みました。

ただ、産婦人科の先生曰く、誰が悪い訳でもなく、脳がそうなってしまっている、だから旦那さんは自分を責めずに、奥さんの側にいてあげてくださいと言ってくれました。

かずまる
かずまる

見ていて本当に辛そうでした。せめて孤独感だけは感じさせてはいけないと思いました。

産後うつを防ぐための寄り添いのポイントは?

かずまる
かずまる

パパは実態を知った上で寄り添う事が何より大事!

まず、ママの変化に対して無関心、何も向き合わないと、子育てに非協力的と感じられてしまいます。

その結果、夫婦関係に亀裂が入り、中長期的に見ると産後クライシスという事態に陥る可能性もあります。

また、短期的に見た際も、子育ての不安感やパパへの不信感が増幅し、産後うつという診断が下りることになるかもしれません。

パパが押さえておくべきポイントはこちらです。

  • 正論で返さない
  • 他の人と比べない
  • ママの発言、状態を受け止める
  • 1人の時間を設ける

正論で返さない

ママはとても精神的に不安定な状態になってます。

新生児の育児派24時間体制で気を張っていなければならないため、とても疲れてます。

そんな状態で弱音を吐いたり、助けを求めた時に、正論を返されるとどうですか?

ママは正論を聞きたいのではなく自分の辛さを共有したいのです。

孤独を感じたり、パパを協力者として見れなくなってしまいます。

ママは味方を探してるんだよ

他の人と比べない

パパも心配して、知人やネットでママが困っていることについて調べると思います。

調べると、他の人は全然困ってなかったり、程度が軽いという事もあると思います。

その情報を仕入れて、最も言ってはいけない言葉はこれではないでしょうか。

〇〇さんは大した事ないって言ってたよ?

この発言で幸せになる人は誰一人いません。

パパが一番重視すべきは目の前のママがしんどい、辛いと思っている事です。

仮にネットの情報や、育児書に「大したことはない」と書かれていたとしても、それは他人の話です。

ママが辛いと言っているなら辛いし、大変なんですよ。

楽だった事例だけ共有されても解決しないからね!

ママの発言、状態を受け止める

繰り返しになりますが、

パパがは目の前のママがしんどい、辛いと思っている事を認識してください。

その上で、ママの味方になってください。

ママの味方になるには、ママの話を否定せず最後まで聞く事から始まります。

パパがどれだけ家事や育児をやって、ママを楽にさせてあげようと頑張っても、
メンタルの不調は発生してしまいます。

そんな時に、「これだけやっても無駄か・・・」と思わずに、
目の前の弱っているママをしっかり精神面でも支えていきましょう。

大変な時こそ、夫婦で支え合うことが大事です。

1人の時間を設ける

パパがどれだけ味方になっていても、常に子どもに気を張っていないといけない状態が続くと疲弊してきます。

実際に私がかかりつけ医に聞きいたところ、疲労やストレスを軽減するには、物理的に子育てから解放するのが一番良いそうです。

なので、できるだけ、ママが子育てから離れる時間を設けましょう。

産後の1ヶ月健診が終わるまでは赤ちゃんを連れ出すことは難しいかもしれません。

ただ、ママが寝る部屋と別の部屋で赤ちゃんと過ごしてあげましょう。

泣いてもパパだけで対処してみましょう。

外出出来るようになったら、パパと赤ちゃんで散歩に出かけてみてください。

ママも赤ちゃんも嬉しいと思いますよ。

ママも赤ちゃんもハッピーだよね!

パパ自身も忙しくて、なかなか家事育児出来ない方は、ぜひ自治体のサービスも検討して、家庭内の家事育児の負担を軽くする方法を考えてみましょう。

かずまるが産後にやってしまった失敗談

私

恥ずかしながら、妻を傷つけてしまったことも、、

上で挙げた3つについて、それぞれNG行為をやってしまった事があります。。

下の子の育休を取得した時はさすがにやってないですが、長男が産まれた時にやってしまいました・・

自分の中での正論をぶん投げる

我が家は共働きですが、収入は私8:妻2ぐらいの割合です。

育休中の我が家の家事育児分担は授乳以外は私がやっているつもりでいました。

理由なく、辛くなったり、はたから見ると些細なことで怒っている妻。

そんな妻に対して、「収入も家事育児も私が大半を担っていて負担をかなり軽くしているのに、何が辛いんだ、何故文句しか出ないんだ」といった旨の話をしたことがあります。

この話は、マウントを取りに行くための正論で、妻への寄り添いや、私自身の負担軽減が目的になってないんんですよね。

そもそも産後は精神的に不安定にで、訳もなく辛くなることもあるようです。

誰も幸せになれない、浅はかな発言だったなと反省してます。

同僚の事例を引き合いに出す

第一子を出産して1ヶ月経過後も、身体が思うように動かなくて、なかなか家事を出来ない状態になってました。

そんな時に同時期にパパになった同僚の奥さんが家事をほとんどできるようになったと聞きます。

私自身も家事がかなり負担になっていたため、つい引き合いに出して、「いつになったら家事できるようになるんだ」と言ってしまします。

ここで大事なのは周りの人ではなく、妻の状態に

寄り添った発言をすべきでした。

「〇〇さんはできている」という話は結構相手を傷つけてしまいます。配慮不足ですね・・

寄り添いが出来てない

正直、育児は正解がないけど、選択を迫られる場面が多いです。

そんな状態でママは色んなことを悩んで決めていたのですが、私によく相談をしてました。

ある程度は一緒に考えられたのですが、相談の数も多いとしんどくなってしまい、

「自分で考えて決めて」という旨の話をしてしまったことがあります。

これ、まさに孤独を感じさせてますよね。

書いてて見直しましたが酷いです・・・

かずまる
かずまる

色々やらかしているけど、その都度対話して、私のどんな発言行動が辛かったのかを聞いてました。

ママの状態を理解して、産後うつを防ごう

私

産後の不安定さに関する記事や書籍はたくさんありますが、一番は奥さんの様子を見て状況判断、寄り添いをしよう!

出産というのは、本当に命がけで行うもの。

だからこそ、ママの身体や心には大きな負担がかかり、バランスが崩れてしまいます。

そんな時、一番身近であるはずのパパが味方なのか、敵に見えるのかでママの安心感は全然違うはず!

私は、寄り添うために育休取得という手段を選択しました☺

育休のメリットはこちらにまとめてます

家族ごとに向き合い方、解決方法は違うと思いますが、少しでも参考になると幸いです。

とは言え、家事育児も頑張って、ママのケアもしてとなると、

パパもかなり負担が増えてくると思います。

パパ自身もリフレッシュできる手段や相談相手がいると、

共倒れにならず済むはずなので、一人で抱え込まないようにしてくださいね!

ほな。

もっと産後のママの状態を知りたい!という方は、ぜひこちらの書籍がオススメです!

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